ウエスト西の「ドンちゃんに愛されたい!」

パチンコ・パチスロを256倍楽しむお話し!

パチンコやパチスロのお話しを書いています。店側の視点からのお話しや、簡単な初心者向けの知識まで幅広く載せていきます。




パチンコ店も設定を入れたい!【本当です!】

 

 

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□□ 出玉率100%のボーダーライン 

 

 コンビニで買い物をしたとします。ジュース130円、お弁当480円、合計610円の支払いをします。ではコンビニはこの会計で得をしているのでしょうか、損をしているのでしょうか。商品の仕入れの原価だけで考えるともちろんコンビニが得をしていますよね(人件費や地代家賃などを含めるともっともっと売らないといけませんが)。そうでなくてはコンビニという商売が成り立たないからです。仮にジュースを130円で仕入れて130円で販売し、お弁当を480円で仕入れて480円で販売すると儲けはなにも出ないどころか人件費や光熱費でお店はたちまち赤字になってしまいます。つまり仕入れの原価で商品を売っても赤字になってしまい待っている先は倒産です。パチンコ店においても同じことが言えます。私たちがプラスマイナスゼロで遊技を終えて「なんだチャラかよ」と思ってもお店にとっては儲けが出ていないので良い営業とは言えません。前回の記事で出玉率の数値を用いて勝てるメダル、負けるメダルの計算をおこないました。この出玉率が100%を下回っていないと(お客さんは市場価格と等価の物品と交換するので)パチンコ店は儲けることができません。出玉率が100%を超えれば打てば打つほどメダルが増え、100%を下回っていると打てば打つほどメダルは減っていきます。つまりパチンコ店のスロット全台を平均すると出玉率は100%を下回っています(厳密に言うと賞品ごとに原価率が違うので場合によっては100%を超えていてもお店は利益が出ます)。

 

  • 出玉がプラスマイナスゼロではお店は赤字
  • 基本的に出玉率は100%を超えない
  • お店はボランティアではない

 

 

□□□ パチンコ店も出したい!設定を入れたい!

 

 にわかには信じがたい見出しになりましたね...。とてもパチンコ店がスロットに設定を入れたがっているようには感じないと言う方も多いと思います。たしかに、いわゆるボッタクリ店と言われるお店も多くあることでしょう。しかし例のビッグデーター(2,000店舗以上の平均値)をみてみるとパチンコ店はどうやら玉を出したいと考えているのではと思えてきます。私たちの投資用のお金の出どころを想像してみてください。銀行からお金を降ろしてきて使う場合ももちろんありますが、勝った金額が再び投資に回るということも多いのではないでしょうか。負けが100%決まっていたら私たちはパチンコ・パチスロを打たないと思います。少しでも勝利する可能性があるので私たちはパチンコ・パチスロを遊技します。つまりお店はお客に還元することの大切さを知っていてどのタイミングでどの機種に設定を入れて放出をかければいいのかを一所懸命に考えているのです。

 突然ですがみなさまは何のお仕事をされていますか?それぞれの職場で毎日一生懸命に仕事のことを考え、考えを実行に移し、日々まじめに頑張っていると思います。仕事に誇りを持ち手を抜かずに黙々と仕事を遂行している方もいるでしょう。責任のあるポストにいて業績を伸ばすために試行錯誤の毎日という方もたくさんいらっしゃると思います。パチンコ店も同じです。何も考えずにただ設定1を放置し、集客のための思考を放棄してしまっているお店は存在していません。もしあなたの会社外のひとがあなたの仕事(会社)に対して「おまえは何も考えず適当に仕事をしている」と言ってきた場合、あなたはどのように感じますか。なんと的外れで根拠のないことを言ってくるんだろうと不思議に思いますよね?

 出玉が全てではありませんが集客の重要な要素である設定について日々考えて、お店によって予算に差はあるでしょうが一生懸命設定を配置しているのです。

 

  • ビッグデータでは設定1ばかりではない
  • ほかの企業と同じでパチンコ店も一生懸命仕事に取り組んでいる
  • パチンコ店も一生懸命だからプレイヤーにもチャンスがある

 

 

□□□  設定を入れたい!その証拠

 

 ではいよいよそのビッグデータから一例を挙げてみましょう。まず大前提としてパチンコ店は営利を追求する企業なのでトータルで赤字を出すようなことはしません。私たちの期待するところは「勝ち」ですがお店の設定はトータルでお客が「負け」となることを理解してください。そのうえでなお、ギリギリのところまで出玉を出したいとお店は考えているのではないかと思えるのです。ではハナビのデータです。実際の出玉率はメーカー発表値よりも低くなっていて人気機種のためプレイヤーの層が広く様々な技量の方が遊技しているためだと思われます。以下ハナビの設定別投入率と出玉率です。

 

  • ↓設定・投入率・出玉率↓(ハナビ)
  • 設定1 40.1% 97.4%
  • 設定2 44.7% 99.0%
  • 設定5 12.4% 102.0%
  • 設定6  2.8% 105.0%

 

 もしパチンコ店が何も考えず利益だけを取りに行けば全部設定1で良いはずです。しかし設定1の投入割合は約40%となり、最も投入率の高い設定は設定2となっています。次にマイジャグラーIVのデータです。

 

  • ↓設定・投入率・出玉率↓(マイジャグラーIV)
  • 設定1 8.0% 96.1%
  • 設定2 40.7% 98.2%
  • 設定3 27.4% 100.4%
  • 設定4 18.5% 103.4%
  • 設定5 3.4% 105.9%
  • 設定6 2.0% 109.6%

 

 ジャグラーIVにおいても設定2の投入割合が一番多くなりました。最後にアイムジャグラーEX-AEのデータを見てみましょう。やはり設定2が多いのでしょうか。

 

  • ↓設定・投入率・出玉率↓(アイムジャグラーEX-AE)
  • 設定1 6.6% 95.9%
  • 設定2 23.9% 96.7%
  • 設定3 35.1% 98.7%
  • 設定4 20.6% 100.8%
  • 設定5 11.3% 102.8%
  • 設定6 2.5% 105.2%

 

 アイムジャグラーEX-AEでは設定3の投入率が一番高くなりました。投入率の高い設定は何を基準に決まるのでしょうか。ここからは私の推測ですが、ハナビやジャグラーのように人気のあるノーマルタイプは出玉率が基準になるのではないかと考えるのです。出玉率が100%を超えるとお店は赤字ですが100%をぎりぎり超えない線を狙って設定を入れているのではないかと思うのです。例えばハナビは設定2の投入率が一番高いですが出玉率は99.0%。次の設定5は出玉率が102%になりお店にとってはマイナスです。同様にマイジャグラーIVも設定2の出玉率は98.2%。次の設定3は出玉率が100%を超えています。アイムジャグラーも最多設定の3の出玉率は98.7%で次の設定4から100%を超えてきます。アイムジャグラーの最多設定が2では無く、ぎりぎり100%手前の設定3であることからお店も設定を入れたいと考えているのではないかと思うのです。

  もちろん例外はたくさんありますがお店は設定の「数字」にはとらわれず、あくまで出玉率を見て出玉率の低すぎる設定は控えめに、100%をぎりぎり超えない設定を多めにという傾向が見えてきます。しかしそこはお店とお客の利益が相反するのがスロット。いくらお店が設定を使ってもお客がトータルでは勝てない出玉率なので、常に「ボッタクリ」の烙印を押されてしまいます。ちょっとお店がかわいそうですね。

 最後に注意点として不人気台で特に撤去が間近になると設定1の投入率が高まりますし、設定毎の判別要素が強い台は出玉率より設定の上下や偶数・奇数を意識した設定配分になる場合もあります。

 

 長い記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。

  

 それでは、また。

 

 今後も当たり前の常識から、意外とみなさんが知らない話まで幅広く記事を書いていこうと思います。

 

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